コールいらずで楽しめる!宅飲み必見の面白ゲームグッズ【酒豪の多い高知県の酒飲み文化】

雑記

初めまして!
人生最大の暇時間を持て余してる大学4年生 みほゆき です˚✧₊༚

飲み会は好きだけど、そろそろいつもの飲み方に飽きてきたな…

大学や会社、友人との飲みの場をもっと楽しくできる方法はないか…

といった方々向けに今回は、飲みの場がより一層盛り上がること間違いなしのゲームグッズ「べぐはい」を紹介します!

なんとこれ、酒豪の多い高知県の公式HPの文化としても紹介されているんです!

飲み終わるまで手が離せない!?「べぐはい」

天狗やひょっとこ、おかめの顔と小さなコマが1つ。

一見、ご当地の伝統的な置物や小物に見えますが、これらは土佐(高知)を代表するお座敷遊びの杯ゲームグッズだそうです。

それぞれの杯がこれまたとっても特徴的な作りになっているんです…

ちょっと変わった杯の作り

おかめ杯

出典:高知さとのわ

3つの杯の中で唯一、床に置くことができます。

しかし、おかめの顔が描かれている裏面を見るとわかるように、凹凸があるため決して安定した状態ではありません。

お酒を注げば、さらに不安定さは増します。

けれど、この杯はまだ可愛いほうなんですよ(笑)

ひょっとこ杯

出典:高知さとのわ

ちょっと不気味な顔をしたひょっとこの顔が描かれています。

そのひょっとこの口の部分(写真:左)と杯の底の部分(写真:右)をよーく見てください。

小さな穴が空いているのがお分かりになりましたか?

実はこれお酒を注いだ時に、穴を塞がないとそこからこぼれ落ちてしまうんです…!!

つまり、穴を指でふさいだ状態でお酒を注がれた後は、中身を飲み干すまで手を離すことができません!

なんて恐ろしい作りなんでしょう…!

天狗杯

出典:高知さとのわ

クレイジーな顔とも見えるひょっとこの顔に比べたら、こちらの天狗の顔のほうがまだ馴染みがあって穏やかにとれますよね。

しかし、一番怖いのはこの天狗杯なんです!

この写真をよーく見て、考えてみてください。

天狗のながーい鼻の部分があることによって、ひょっとこ杯と同じく床に置くことができないんです… !!

つまりこちらも一度お酒を注がれてしえば飲み干すまで手が離せません(笑)

しかも、天狗杯は3つの杯の中での最も容量が大きく、おかめ20ml < ひょっとこ50ml < 天狗80mlとなっています。

一般的なおちょこが18ml、ショットグラスが30mlなのでそう考えると結構容量大きいですよね…

コマ

出典:高知さとのわ

このコマには6つの面があって、それぞれの杯の絵柄が2面ずつに描かれています。

通常のコマと同じく、青い軸を指でつまんで勢いよくひねると回すことができるんです。

このコマが「べぐはい」ゲームの運命がかかった大事な鍵となります…

ルール

① コマを回す

② コマの青い軸が向いた方向にいる人が飲む
→ その時、コマの表面の図柄の杯となる。

③ その杯でお酒を飲み干す

⑤ ①からスタート(エンドレス)

簡単に言うと、コマを回して当たってしまった人が指定の杯でお酒を飲むゲームです。

この「べぐはい」が他と違って恐ろしいのは、特殊な杯の形によって飲み干すまで手が離せないことです。

つまりほぼその場での一気飲みゲームであって、ストックは通用しません🙅‍♀️

ちょっとひと工夫

ゲームのルール自体は単純なので、自分たちでオリジナリティをつけ加えてみてもいいかもですね!

例えば、

・ただ順番にコマを回すのではなく、前回のゲームの回で負けた人が回す

・回すコマをテーブルから落としてしまったら、軸の向き関係なしに回したその人が飲む

・こぼしてしまったら、飲み直し

・注ぐ人は前ターンでコマに当たってしまった人が注ぎ、杯の特殊な形を利用して、注ぐ際にもこぼしてしまったら、その人も同じ杯で飲む

とまぁルールはいくらでも付け加えられますが、その数が増えるほどよりカオスな状態となるでしょう。

簡単なものほど、酔いが回ってきた時に小さな粗相が増えていきますよね(笑)

少人数から大人数までOK!

「べぐはい」は人数指定のないゲームなので、何人であっても楽しめます!

ただやっぱり、少人数であればピッチは早くなりますし、大人数であればなかなかお酒が回ってくる機会も少なくなるので、その場面に応じてセッティングすると良いでしょう!

運任せの脳死ゲーム

通常のゲームといえば少なからず、頭を使ったり体を張ったりしますよね。

しかし、「べぐはい」の場合は“ただコマを回すだけ”の全く頭も体も使わない運任せゲームです。

だからこそ、飲みの場に慣れているゲームを得意とする人と、ゲーム不慣れ人との不利があらわれません!

平等と言えるゲームではありませんが、公平を保つにはオススメのゲームだと思います。

高知県の文化「べぐはい」はいつから?

「べぐはい(可杯)」は元々は全国各地にあったようです。

ですが、いつからかほとんど見られなくなってしまい、これを残念に思った司牡丹酒造株式会社が酒豪の多い高知県に浸透させていきました。

そうして、1976年に酒と3面の可杯を詰め合わせたセット商品が発売され始めたんです。

この商品が好評を博し、またたく間に高知県全域に知れ渡りました。

宴会の場の盛り上げゲームとして、今も健在しています。

高知文化その他の酒飲みゲーム

高知の酒飲み文化には他にもいくつか宴会・飲み会を盛り上げるためのゲームがあります。

そちらもご紹介させていただきます!

菊の花

近々、更新します!少々お待ちください…

箸拳(はしけん)

近々、更新します!少々お待ちください…

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